上顎のみ+欠損スペースを利用しての矯正 ⑥

上顎のみ+欠損スペースを利用しての矯正 ⑥

上顎のみ+欠損スペースを利用しての矯正 ⑥

スタートから2ヶ月が経過しています。(前回はこちら。)

 

現時点で行っていることは、左右のブリッジの欠損部のスペースを用いて前歯を並べる+飛び出ている歯のところにスペースを寄せる。です。

上顎のみ+欠損スペースを利用しての矯正 ⑥

スタート時の写真と見比べると、右上前歯・左上2番目の前歯共にスペースが出来てきているのが分かります。

 

実際、その2つの歯はまだ矯正器具を着けていないのですが、スペースを作るだけで並びが少し良くなってきているのが分かります。

 

他の症例でもそうなのですが、基本的に歯並びは舌や頬などの動き、その他のバランスで決定されるため、理想的には「歯自身の動こうとする力」を利用するのが一番で、ワイヤー等で無理やり動かすことはそのまま後戻りに繋がるため極力避ける必要があります。

 

今回も裏のバネの交換を行っていますが、次回からは奥歯のかみ合わせの調整も進めていく予定です。

 

次回はこちら。