前歯の間に隙間がある症例 ③

前歯の間に隙間がある症例 ③

前歯の間に隙間がある症例 ③

では、実際の治療計画です。(前回まではこちら)

 

今回はそもそもの原因である下の歯並びを変えずに上の前歯の隙間を閉じることが目標のため、一つ圧倒的に欠点があります。

 

「前歯のかみ合わせが悪くなる」

 

前回までに書いた通り、前歯の当たりが強いために隙間が空いているので、それを改善しましょう。。

ただし、下の前歯を並べることは出来ないので(上のみ部分矯正のため)、前歯のかみ合わせは噛ませないことで安定させて、奥歯のかみ合わせを自然に合わせていきましょう。

 

というのが今回の治療計画です。

 

そもそも下が並んでいないのに上を綺麗並べると噛むという機能は当たり前ですが、果たせなくなってしまいます。

 

「機能性」を重視するのか、「見た目」を重視するのか、ここに関しては歯医者さんによって意見が分かれるところだと思います。

 

治療自体は大したことなく、奥歯で噛み合わせを挙げて、前歯を閉じていきます。

 

早い人で1ヶ月。遅くとも3ヶ月ほどで隙間が閉じてくると思われます。

 

次回は1ヶ月後。