上顎が小さく、前歯が一本交差している症例 ③
おもいっきりサボってたら、留学行ったスタッフも帰ってきちゃいました。。(また東京いったけど)
そんなわけで一気に話を進めていきます。
去年の12月に検査を終え、前回の話通り、とりあえずは下の歯を後ろに下げて右前歯の歯の交差を取り除くのがここから半年間の目標になります。
上顎の歯並びも大きくは問題ないためしばらくは下の歯を動かしていくため去年暮れに(笑)下の歯に器具を装着しています。
その後一ヶ月ほどして歯を抜いていったのですが、スタート時(上)と抜く直前の画像(下)です。
スタート時(上)の方が、下唇が斜め上に向いているのに対して、1ヶ月後(下)の方がまっすぐになっているのが分かります。
かみ合わせが挙がったことによるもので、口元だけを見ると綺麗になってきているのですが、実際は下顎が結構目立ちます。
元々上あごの方が小さいため下の前歯は内側に傾斜しており、その角度が治る=前に出てくる ため上下の差がより際立ち、ハッキリした受け口になってしまいます。
但し、もちろんこれは一時的なものなので、この後下の抜歯を行いそのスペースに前歯を入れていきます。
次回は抜歯後、1ヶ月後の治療内容になります。