上顎が小さく、前歯が一本交差している症例 ④

上顎が小さく、前歯が一本交差している症例 ④

上顎が小さく、前歯が一本交差している症例 ④

前回の状態から下の左右4番目の歯の抜歯を行っております。

(前回のブログ)

 

写真は抜歯後2週間ほど空けて、歯茎の治りをみて、2週間ほど下の前歯を奥へと引っ張っている状態です。

上顎が小さく、前歯が一本交差している症例 ④

矢印の交差している部分は勿論まだまだ改善はしておらず、その引っ掛かりを無視して下の前歯を後ろに引いているため、下の前歯に多少の隙間が出来ています。

 

あまりに引っかかっている量が多い場合は「患者さんの不快感」や「歯の摩耗」等につながるため、回避処置が必要になりますが、この程度のものであれば無視しても構わないことが多いため、無理のない程度に力を掛けて下の前歯を引っ込めていきます。

 

次回は前歯の交差を確認、必要であれば噛み合わせを一時的に挙げていきます。

(次回のブログ)