前歯が一本だけ入り込んだ症例(2ヶ月後)

前歯が一本だけ入り込んだ症例(2ヶ月後)

前歯が一本だけ入り込んだ症例(2ヶ月後)

前回の処置から一ヶ月経ちだいぶ右上の前歯が前に出てきています。

 

一ヶ月前の状態はこちら

 

かみ合わせの時に右上の前歯が下の歯より内側に潜り込んでいたため、下の歯が矯正の動きを邪魔しないように、前回下の歯にマウスピースを付けて貰っていたのですが、その効果もあり1週間ほどで上の歯が前に出始め、下の歯とぶつかり奥歯が噛めなくなってきていたそうです。

 

その後、さらに1週間ほどで右上の前歯が完全に下の歯より前に出てきて、かみ合わせ時も前歯が当たることなくしっかり奥歯で噛めるようになったとのことだったので、マウスピースを外して貰っていました。

 

そこからさらにワイヤーの力でゆっくり前歯を並べて2週間経った状態がこの写真です。

一ヶ月前の写真と比べてみると、

前歯が一本だけ入り込んだ症例(2ヶ月後)

角度が少し異なりますが、だいぶ前に出てきているのがお分かりかと思います。

スタート時の写真と比べてみると、

前歯が一本だけ入り込んだ症例(2ヶ月後)

この通り、前歯のスペースが広がりしっかりと歯が出てきています。

 

ただし初診時からそうだったのですが、元々前歯が中に倒れてしまっていたことによりハブラシが上手く当たらず、右上前歯の歯茎が増殖してしまっていて、今無理やり前歯を表側に引っ張り出したことでさらに歯茎が盛り上がってきています。

 

炎症性の腫れと違い、ハブラシだけで腫れを落ち着かせるには少し時間が掛かる可能性もありますが、本人が来月受験ということもありしばらく歯磨きを頑張ってもらおうと思います。

  • さらに2週間後、スタートから2ヶ月半後の状態はこちら