歯茎の色の改善1-1
今回は歯茎のピーリングを紹介致します。
歯茎のピーリングと聞いてもピンと来ない方もいらっしゃると思いますが、よくあるのが喫煙によって黒ずんでしまった歯茎を元の健康なサーモンピンクに戻す処置のことです。
手順は比較的簡単で、
①処置のときに軽い痛みを感じる方がいるので表面麻酔を塗る
(麻酔するほどの痛みは出ません)
②薬品を塗って、化学火傷を歯茎に起こす
③アルコールで中和
(アルコール過敏症の方は注意が必要)
④1週間ほど経過観察
(人によっては軽度の口内炎のような痛みを感じます)
処置自体は5分もあれば十分です。
今回紹介する症例は20代男性。喫煙者。
上下ともに歯の生え際が黒く着色しているのが分かります。
ここに薬品を塗布すると、
このように表面が化学火傷を起こし、白く変色します。
(お肉に火を通すと白く変色するのと同じです。)
処置直後はこのように結構白いのですが、5分もするともう少し白さはマシになります。
火傷を起こしているのは一番上の薄皮の部分なので口内炎ほど触れて激痛ではないのですが、1週間ほどは刺激物、熱い食べ物は避けていただきます。
(イメージは治り切る前にカサブタを剥がしてしまい、少しヒリヒリするカンジ)
改善の状態によりこれを1週間おきに何回か繰り返していきます。
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1週間後の状態はこちら。