半年後の結婚式に向けた全体矯正 ①
結婚式に向けた全体矯正その2です。
(イベントに向けた矯正についてのブログはこちら。)
今回は去年の年末に既に式を終えられている患者さまにご協力を頂きました。
ありがとうございます。
カウンセリングに来られたのが4月の終わりで7か月後に結婚式を控えていらっしゃいました。
主訴としては前歯の出っ張りと、2番目の歯が下の歯より内側に潜りこんでしまっていること、全体的なバラつきです。
横からみると、上の2番目の歯とのかみ合わせの関係上、下の歯が前方に引っ張られて受け口っぽくなっているのが分かります。
つまり治すべきはまず下の歯を引っ込めるところからになるのですが、
この場合大体、患者さんの要望としては
「2番目の引っ込んだ前歯を前に出して揃えたい」
とおっしゃる場合が多いです。(今回は違いましたが)
要は部分矯正で前歯だけを治したい。ということなのですが、実際は上の1本目の前歯と3番目の犬歯が出っ歯気味に並んでいるため、2番目の歯をそこに合わせると「歯」って感じが非常に強調されます。
※簡易的な判断材料としては「口を閉じた状態の見た目が気になるかどうか」 気になるなら部分矯正は難しいと思います。
そのため今回もそうなのですが、むしろ引っ込んでいる2番目の歯に合わせるカタチで上下の他の歯を下げるように治療を進めていきます。
そのため上下左右の小臼歯を一本ずつ抜いて、全体的な治療を行っていき、半年後に一時的に見た目を整えていきます。
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実際の治療の経過はこちら。