結婚式に向けた矯正治療。 ③
上下矯正器具(今回も上は裏、下は表側から治療を行っていきます)を装着して2週間ほど経過しています。
写真上はまだまだ当然動いてきてるのは分かりませんが、実際は0.8mmほど削った抜く予定の歯の側面のスペースが半分以下に狭まってきているので少しずつ変化はしています。
スタート時との比較写真です。
これでもまだまだ変化は分かりませんが、大きく異なるのが下の前歯の見え方です。
元々のかみ合わせが深く、噛んだときに下の歯がほとんど見えない状態を改善すべく+単純に矯正器具を着けるために、抜く予定の歯のかみ合わせの面に樹脂製の詰め物をして、「他の歯が全く噛めない状態」にしています。
(上の写真の矢印)
正直いままでの噛み合わせが出来ないどころか、ほぼ物が噛めなくなるので患者さんはすごく大変なのですが、その分下記の効果が期待出来ます。
①矯正が早くすすむ
②噛み癖がなくなり綺麗な歯並びの噛み合わせにスムーズに移行できる
③器具をかみ合わせで外してしまうリスクが減る
1ヶ月ほどすると下の奥歯(舌側に倒れこんでいる)が立ち上がり、上の歯と噛み合ってきます。
その状態まで動いたら上の歯を抜いていきます。
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次回は2週間後に歯を抜いて、さらに2週間ほどで歯茎が治ってきたタイミングで本格的に矯正をスタートさせます。
次回のブログはこちら。