上顎のみ+欠損スペースを利用しての矯正 ②

上顎のみ+欠損スペースを利用しての矯正 ②

上顎のみ+欠損スペースを利用しての矯正 ②

 

では実際の治療計画です。(前回のブログ)

 

上の写真のとおり、右上の前歯および左上の2番目の歯がスペース不足により歯の列から前に飛び出している状態です。

 

本来なら、下の隙間も含めて上下しっかり治療を治療を行うべきなのですが、

上顎のみ+欠損スペースを利用しての矯正 ②

①現時点で右上の5番目、左上の6番目の歯が無く、ブリッジをしている。

②下の歯が先天的欠損により少し内側に並んでいる=上としっかり噛んでいない

③見た目的には前歯を並べれば十分満足するレベルに達する

④奥歯のかみ合わせは既に入っているブリッジのやり替えによりある程度は調整可能

 

①~④の理由および、上下しっかり矯正するのと上顎だけの費用差を考えるとメリットが大きく、デメリットが少ないため今回は上だけの矯正を選択しています。

(あまりこういう症例は少ないと思います。。)

 

計画としてはまず、左右のブリッジを切断しスペースの確保。

その後、右上1と左上2の間にバネを仕込み、周りの歯を切断スペースに移動していく予定です。

 

実際の治療はこちらから