矯正治療の選び方⑧
矯正治療をしていること自体が見た目にはまったく分からない方法として、裏側リンガル矯正があります。
見た目という点に関しては他の追随を許さなく、全く見えません。
但し、舌が装置に当たるため、一時的に喋りづらく慣れるのに努力が必要です。
上を裏側からする場合だと「ら行」「さ行」等が特に喋りづらいのですが、下の裏側だと喋るのはもちろん、唾を飲み込むだけでも引っかかってきてしまいます。
そのため当院では見た目に大きく関わる上の歯を裏側、あまり見えない下の歯を表に器具をつけるハーフリンガルをオススメしています。
とは言っても、慣れることはできるので下記の項目を参照のうえ、上だけ裏側・下は表側のハーフリンガルにするか、上下共に裏側のリンガル矯正にするかを決めていただけると良いかと思います。
□ 笑った時に上の歯茎と下の歯茎のどちらが見えやすいか
(下の歯茎が見えると表側の装置が比較的目立ちます)
□ 下も裏側にすると舌足らずのような喋り方になり、見た目はわからなくても言葉で違和感が出てしまいます。
□ 下の歯並びが極端に悪い場合は動きにくい裏側は不向きです。
□ 下の前歯は一番虫歯になりにくいため、虫歯の心配は必要ありません。
□ 上下リンガル矯正の方が30万ほど費用が上がってしまいます。
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