腸骨移植手術。
なんとなく昔からオペの話を聞かされていたものの、高校時代の自分は大学受験やら、寮生活の大変さ楽しさやらで、何も考えずに過ごしてました。
ホント改めて「いつ矯正器具外せるの?」とか思いそうなものなんですけど、、
話が急展開したのは、大学に入ってから。
たまたま歯科大学に入ったこともあり、通院していた地元の矯正歯科から大学近くの歯医者を紹介され、同時に大学病院にも通うことになりました。
そこで初めて、オペが3回必要なこと、とりあえず先に顎裂部に腰から骨を持ってくる必要があることを認識しました。
ただその時もまだあまりよく分かってなくて(大学1年生だったし専門知識は当然ないですし)、確か詳しい説明も親から聞かされなかったと思います。
聞いてなかっただけかな?
とりあえず腰から骨を持ってくるオペをすること、入院が3週間弱必要なこと、だけをそういうものとして捉えてました。
2回目のオペが強烈過ぎて1回目の手術はあまり覚えていないのですが、確か1年生の春休みほぼ丸々使っての入院だったと思います。
全身麻酔はカラダに負担があると脅されていたのですが特にそんなこともなく、
ただ骨を取った腰の痛みは強く1mmカラダを捻ることさえ激痛で常に右を向いて寝ないといけなったこと、TVが左側にあったので見るのに腰が痛くて苦労したこと、1週間ほどで寝ている時の痛みはほぼ消えたのですが歩行器→松葉杖でのリハビリが必要で、早く退院したかったんで痛みを我慢して平気なフリをしてたこと(あっさり見破られましたけど、笑)、あとはただただヒマでしかなかったです。
本当に「腰が痛い」のと「ヒマ」というところだけで、オペの効果も実際今まで溝のあった上顎が埋まってなくなり、舌感が悪いくらいなもので、口の中の痛みもなく正直思い出そうにも記憶があまり残っていないです。
自身で経験したことはないのですが、インプラントで骨を追加するオペとお同じカンジでしょうか。
その後は骨が固まるのとオペの順番待ち?のため3年ほど手術前矯正を行いつつ2004年の夏に上下骨切りをすることになります。