インビザラインの治療の流れとその費用
まずインビザラインの治療の流れを説明します。
①基本検査および処置 約60分
まず最初にすべきことは矯正治療をするにあたって邪魔となる虫歯や歯周病がないかの検査です。
歯周病があるとそもそも矯正をしてはいけないし、インビザラインは現在ある歯のカタチに合わせてマウスピースを作成するので、出来るだけ最初に治療が必要です。
(途中で歯のカタチが変わると再度型取りのし直しになります)
虫歯、歯周病、親知らずの抜歯等を当院で処置希望の患者様は保険の費用が掛かります
②インビザラインの型取り(治療終了後、もしくは問題なかった場合①より3日後以降) 約45分
当院では上の写真のような3Dスキャナを用いて型取りをします。
その後、取得した歯並びのデータを技工士さんに送り、治療計画を作成します。
(抜歯、非抜歯、抜く歯の選別など作成する計画の数で次回までの時間に差が出ます)
当院では型取りの費用として3万円をこの日に頂いております。
(前金としてなので総額は変わりません)
③治療計画の確認(②より1~2週間後) 約30分
ご希望、条件に合わせて作成したいくつかの上画像のようなシミュレーション結果を見ていただき、相談の上、治療計画を決定します。
この時点でマウスピースの作製が開始されますので、総額の半額以上が頭金としてこの日に必要になります。(残りは来院時に少しずつ分割することが可能です。)
④マウスピースの装着(③より約1週間後) 15分
出来上がったマウスピースを装着して頂きます。
初めは取り外しに慣れるために一つ目のマウスピースを2週間使って頂きます。
また抜歯が必要な方はこの時点で行います。+45分
(4本抜歯の場合2本ずつ1週間空けて)
⑤アタッチメントのセット(④から2週間後) 約60分
一個目のマウスピースで取り外しに慣れていただいたところでインビザラインの大きな特徴であるアタッチメントのセットを行います。
アタッチメントとは歯の表面に凸凹したボタンをつけ(歯の色に合わせます)、マウスピースが引っかかるポイントを増やすことで力を伝えやすくする役割があります。
この処置まで済めば後は患者様ご自身でマウスピースをしっかり使って頂き、病院へは定期的にチェックしに来ていただくカタチになります。
⑥定期チェック 約30分
慣れない最初は1か月半おき、慣れてきたら2~3か月おきにチェックをしていき、ズレずに最後まで治療が完了したら終了となります。
ズレが生じた場合は②に戻り、ズレた個所を修正した上で再スタートとなります。
(通常2,3回の修正が必要になります)