インビザラインとクリアアライナーの違い
今回は同じマウスピース矯正の「インビザライン」と「クリアアライナー」の違いです。
基本的な動かし方、使い方はほぼ同じなので、それぞれの特徴を箇条書きにすると
「インビザライン」
①海外製(輸送の時間が必要)
②一度の型取りで矯正終了までのマウスピースが出来上がる
③歯の表面に合成樹脂で白色のボタンをつけ、引っ掛かりを作ることで複雑な動きを可能にしている
④マウスピースを7回分、14回分、無制限と3種類の治療パターンがある
⑤奥歯も移動可能
「クリアアライナー」
①日本製
②治療のたびに型取りが必要(現在は最大3個まではマウスピース作製可能)
③1個ずつ作ることが出来る(上のみ等も可能)
④基本的には前歯のみの移動
そのため当院では基本的に大きな移動を伴う治療は「インビザライン」
対して「クリアアライナー」は、
◇5回以内に終了するような軽度な治療
◇上のみ(下のみ)の部分矯正時に噛み合わせの問題で反対の歯を少しだけ動かしたい場合
◇矯正治療後の後戻り
に使用することが多いです。